「ルイ・ヴィトン」がパロディ商品を巡って日本の「ジャンクマニア」に勝訴

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「ルイ・ヴィトン」および「ジャンクマニア」のコメントは得られなかった。

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が いわゆる“リメイク品”を販売する日本の業者「ジャンクマニア(JUNKMANIA)」を相手取り、「ジャンクマニア」が「ルイ・ヴィトン」のモノグラムに酷似した模様を使用したのは不正競争防止法違反および商標権侵害に当たるとして訴えていた件について、知的財産高等裁判所は「ジャンクマニア」に170万円の損害賠償の支払いと商品の販売差し止めを命じた。知的財産高等裁判所は、消費者の混同を招く可能性は低いとしつつも、有名ブランドのロゴなどを許可なく商用利用することは不正競争にあたると判断した。

「ルイ・ヴィトン」および「ジャンクマニア」のコメントは得られなかった。

「ジャンクマニア」は「ルイ・ヴィトン」のモノグラムに酷似した模様がプリントされた革製スニーカーや、ベースボールキャップなどを製造・販売していた。これに対し「ルイ・ヴィトン」はモノグラムを「模倣品と正規品を区別するための手段」であり、「ジャンクマニア」の商品は消費者の混乱を招くと主張していた。

これに対して「ジャンクマニア」は、販売しているのはあくまでもパロディ商品で、価格の安さから消費者が「ルイ・ヴィトン」の商品と間違えることはないと反論していた。

「ジャンクマニア」は「ルイ・ヴィトン」のモノグラムに酷似した模様がプリントされた革製スニーカーや、ベースボールキャップなどを製造・販売していた。これに対し「ルイ・ヴィトン」はモノグラムを「模倣品と正規品を区別するための手段」であり、「ジャンクマニア」の商品は消費者の混乱を招くと主張していた。

これに対して「ジャンクマニア」は、販売しているのはあくまでもパロディ商品で、価格の安さから消費者が「ルイ・ヴィトン」の商品と間違えることはないと反論していた。

「ヴァレンティノ」が表参道の旗艦店をのチャリティーバッグも

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ヴァレンティノ」は7月2日に表参道ヒルズにオープンする東京初の旗艦店を関係者に公開した。売り場面積467平方メートルで、2層構成の店舗になる。ストアコンセプトには英国人建築家のデイヴィッド・チッパーフィールドとともに、クリエイティブ・ディレクターを務めるマリア・グラツィア・キウリとピエールパオロ・ピッチョーリが手掛けたものを採用した。パラッツォ(宮殿)の雰囲気を作り出すため、古いものと新しいものをミックス。1階と2階をつなぐ大理石の柱をはじめ、グレーを基調としたテラゾー(人造大理石)や、真ちゅう、オーク、ガラス、ガラスマーブルを用い、ラグジュアリーでありながら温かみのある空間に仕上げている。また、ガラスのファサードからは自然光が差し込む。

1階にはウィメンズのコレクション、2階にはメンズのコレクションをウエアからバッグ、シューズ、アクセサリーまで幅広くそろえる。両フロアでは、ベーシックなアイテムにロックスタッズを飾ったカプセルコレクション”ロックスタッズ アンタイトルド”も扱う。また、2階にはジーンズのメード・トゥ・メジャーのサービスを提供するコーナーも常設する。

オープンを記念し、限定アイテムも登場する。注目は、2016年4月に発生した熊本地震を受けて制作されたキャンバストート。日本の帆布を用い、アイコニックなスタッズをハンドルの付け根にあしらった。価格は1万5000円で300個限定。売り上げは全額、被災者支援のために寄付される。また、ウィメンズでは、アンティークゴールドのロックスタッズと赤、緑、黒、白のストーンの装飾が印象的な”ロックスタッド ローリング”の限定色ホワイトを提案。トートバッグ2サイズと長財布を用意する。メンズでは、スニーカー”ロックランナー”の日本限定モデルであるオールホワイトを先行発売する。

「アーペーセー」現役スタッフが手掛ける異色の仏ストリートブランド「ロイヤルズ オンリー」

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パリ発のストリートブランド「ロイヤルズ オンリー(LOYALS ONLY)」は4月14日まで、セレクトショップのスーパーAマーケット(SUPER A MARKET)ニュウマン新宿店でポップアップストアを開催中だ。6日の13~15時にはデザイナーのロメイン・ボッシュ・アンドレス(Romain Bosch Andres)も来店する。

ブランド名は、スケートやサーフカルチャーに焦点を当てた米映画「ロード・オブ・ドッグタウン」内に出てくる看板の“ロコ・オンリー(地元人のみ)”という文字が由来だ。「身の回りのコミュニティーのみんなを他と差別化できるものにしたかった」と語る。コミュニティーは徐々に広がり、2019-20年秋冬シーズンにはパリメンズでランウエイショーを行う「アンドレア・クルーズ(ANDREA CREWS)」とコラボレーションしたキャップを制作した。

アイテムを全てハンドプリントしていることも同ブランドの特徴だ。「ブランドを始めたころ、資金力がないということもあってグラフィックを自分でプリントしていたが、結果的には新作の実験など、自由なアイテム制作が可能になった」と語る。

グラフィックがメインのストリートブランドは現在、アメリカ・ロサンゼルスを中心に数多く誕生しており、群雄割拠の様相を呈している。そんな中での「ロイヤルズ オンリー」の持ち味はフランス流に解釈したアメリカンカルチャーを、グラフィックに落としこんでいる点だ。「フランス人なら誰もが知っているものや、自分がパリで撮った写真からインスピレーションを受け、デザインをしている。フランス人でないと完全に理解するのは難しいかもしれないが(笑)、純粋な“パリジャン”のストリートブランドだ」。

今後は「ブランドの認知を上げ、販路を拡大したい」と語る。「彼女や友人などにはじまり、一緒に仕事をしたスタイリストなど、自分の身の回りからブランドのコミュニティーが徐々に広がってきた。いつかはシューズメーカーやシューズデザイナーとコラボし、自分の大好きなスニーカーを手掛けてみたい」。

頑張った自分に2019“ご褒美”ギフト

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1年を振り返って良いことも悪いこともあったけれど、頑張った自分にご褒美を贈りたい。2017年を締めくくるのにふさわしいぜいたくなギフトアイテムで、気分を盛り上げてみるのもホリデーシーズンの楽しみだ。そこでディオールプラダグッチロエベステラ マッカートニーの5ブランドから、計14アイテムをピックアップした。

クリスチャン・ディオールが愛用していた、スターモチーフのチャームから着想を得た“スターズ コレクション”。冬シーズンにぴったりの小さな星をちりばめたデザインのスモールレザーグッズがそろう。

プラダの伝統的な素材のひとつ”サフィアーノ”カーフ(牛革)を使用した財布と遊び心あるチャームがお目見え。両アイテムにあしらったゴールドのディテールも魅力の1つ。リアルファーを使ったアイコン的なロボットモチーフのキーチャームは、バッグに忍ばせたくなる小さなアクセサリーだ。

グッチからは大きなクリスタルがポイントのアイテムをラインアップ。ダブルGモチーフを用いたショルダーバッグとキーチェーンに加え、ベルベット素材のラグジュアリーなスリッパシューズも登場。普段のコーディネートに取り入れてより華やかな印象に。

19世紀イギリスのデザイナー、ウィリアム・モリス(William Morris)の作品にヒントを得たバッグは、アートスピリット溢れるボタニカルな柄が特徴的。鮮やかなオレンジが差し色となって目に留まる。

2018年春夏から新しく登場する“ステラ スターバッグ”は、キルティングパターンにのせた真鍮の星のモチーフがポイント。メタリックオリーブのショルダーバッグにはタッセルが付いて、ミニサイズでも華やかなデザインに仕上がっている。