スピングルムーブの近年話題の注目ブランド

国内のスニーカーメーカーにおいて一目置かれている「スピングルムーブ」。日本人の足へのフィット感と履きやすさを研究し尽くした各製品は「外反母趾でも安心して履ける」と高い評価を受けています。
また、デザイン性にも優れ、2004年には「ミラノコレクション」や「パリコレ」にも登場。そこで今回はスピングルムーブのスニーカーのおすすめモデルをご紹介。長く快適に履けるスニーカーを探している方は、ぜひ試してみてください。
スピングルムーブは広島県府中市で誕生したレザースニーカーのメーカーです。府中市ではものづくりが盛んで、1人あたりの工業出荷額が全国でもトップクラス。スピングルムーブもそのなかの1社で、創業84年の老舗ゴムメーカーの子会社として営業しています。
スピングルムーブは英語で記載すると「SPINGLE MOVE」。前の「SPINGLE」という名前は、回転を意味する「SPIN」に現在進行形の「ING」とまわる様子をあらわす「グルグル」を足した造語で、意味合いとしては府中市という小さな町で作った靴が、まるで螺旋階段を上るように成長し続け、いつか世界中で愛されるモノになってほしいという思いを込めています。
またロゴの下部には「bingo, japan」とあります。府中市は備後(びんご)地域に位置する都市。さらに、日本語で「当たる」という意味の「BINGO」をかけています。
スピングルムーブのスニーカーの特徴
バルカナイズ製法で作られている
スピングルムーブのスニーカーの特徴としては革の素材とゴムの素材を掛け合わせているところ。履き心地や歩きやすさについて追求した結果、本体に革を用いつつも、ソールにはゴムを採用しています。ここに「バルカナイズ製法」が用いられています。
「バルカナイズ製法」とは、1839年にアメリカの発明家「チャールズ・グッドイヤー」が生み出した製法。硫黄の入った高温・高圧の釜に、本体とソールを接着したスニーカーを入れて1時間加圧・過熱することで高い接着力を生み出しています。
手作業で進めなくてはいけない「バルカナイズ製法」は、コストがかかる分、クオリティの高い仕上がりになります。しかし、手間がかかるので、現在日本ではスピングルムーブを含めて3社しか導入していません。1足1足に時間をかけて丁寧に製作しているのも魅力です。
厳選素材を採用している
通常、スニーカーに使われる素材といえばキャンバス素材が主流。しかし、スピングルムーブは革を使っているところも注目すべきポイントです。
革は使用するうちに、どんどん表情を変えていきます。シワや光沢などの”味”が生まれて印象が変わっていくので、経年変化を楽しみながら履き続けられるのも魅力です。
また天然革として採用されている種類も豊富です。ウシやウマ、カンガルー、ラクダ、ヒツジなどの哺乳類をはじめ、ヘビやクロコダイル、トカゲなどの爬虫類、ウナギやサメなどの魚類に至るまで、あらゆる生き物を採用しています。
巻き上げソールで歩きやすい
また、ソールが本体を大きく巻き込んでいるのも特徴のひとつ。ソールと本体がしっかりと結合しているので型崩れしにくいうえ、耐久性が高くソールが剥がれにくいのもポイントです。
この独特な形状を作れるのも「底貼り」と言われる本体とソールをつなぎ合わせる工程を、すべて手作業で進めているから。同じ素材だとしても革の縮み具合は、1足1足違うので、機械ではできない微妙な調整が必要なのです。
職人の汗が生み出した「巻き上げソール」は履き心地も良好。弾性に優れているので足に負担がかからないうえ、グリップ力があり歩きやすさを高めています。また自由自在に曲がるので、長く歩いていても疲れにくいのもメリットです。
スピングルムーブのスニーカーの選び方
サイズの仕様に注意
スピングルムーブのスニーカーは一般的な靴とは違って数字でサイズ表記をしていません。下からXS、S、M、L、LL、XL、XXLと洋服のように設定されています。
なお、例えば22.5cm(XS)、23.5cm(S)、24.5cm(M)というように1cm刻みでサイズ展開しているため、普段23cmを履いている方にとっては迷ってしまうことも想定されます。そんなときは0.5cm上のサイズを選びましょう。
また、スピングルムーブのスニーカーはつま先部分に余裕を持たせてあります。これは「捨て寸」といわれ、歩くときに指が屈曲しやすいように配慮されています。
ローカット、ミドルカット、ハイカットなどのタイプで選ぶ
他のスニーカーブランドと同じように、ローカット、ミドルカット、ハイカットの3種類があります。スピングルムーブは伸縮性があまりない革製なので、ミドルカットやハイカットでは履くのが難儀に思われがちですが、それぞれに配慮が施されています。
ミドルカットの場合「サイドゴア」を付けたタイプもリリースしています。サイドゴアとは本体の両サイドにゴム素材を取り入れることで楽に着脱できるような仕掛けのこと。革の弱点を見事に克服した商品でしょう。
またハイカットの場合は、本体の両側面にファスナーを取り入れているタイプがあります。履き口が大きく開放されるので、ストレスなく着脱することができます。
スピングルムーブのスニーカーはビジネスシューズとしても活躍します。一般のビジネスシューズの場合、伸縮性がなく足が締め付けられるケースが多いため、長く歩くと足が疲れてしまうことが懸念されます。
しかし、スピングルムーブのスニーカーはとにかく「履き心地の良さ」を追求して設計されているので、長い距離を歩いても足が疲れにくのが特徴。アイテムによっては防水や速乾、抗菌機能もあるので、使い勝手は良好です。
スピングルムーブの定番アイテムです。伸縮性と耐久性に富んだカンガルーレザーを用いているので、長く快適にはき続けられます。また色合いは落ち着いたアイボリー。あらゆるコーディネートにぴったりはまるので、合わせやすいのもおすすめのポイントです。
定番人気のキャンバスモデル「SPM-141」に撥水加工を施したモデル。雨や水をしっかりカバーできるだけでなく、普段使いで避けられない汚れの付着も軽減できるので、気軽に履き倒せるスニーカーを求めている方におすすめです。
見ての通り細身のオールホワイトのローテクスニーカーなので、スタイリッシュでタイトなファッションを好む方はもちろん、すでにコンバースの「オールスター」や「ジャックパーセル」の白をお持ちの方で、より使い勝手のよいスニーカーがほしいと思う方におすすめの1足です。
さりげないおしゃれさが魅力のヨーロピアンテイストのスニーカーが好きな方におすすめのモデル。横幅がタイトなところは及第点ですが、落ち着いたカジュアルファッションやジャケットスタイルにも合わせやすく、履き心地も良好です。
控えめで上品さがあるのもポイント。すでに定番ブランドの人気スニーカーは複数持っていている方やワンランク上のスニーカーを求めている方にぜひ試してほしい1足です。
デニム生地を使ったアイテム。スピングルムーブが拠点にしている広島県府中市の備後地方の隣の備前地方はデニムの名産地として知られています。その「備前デニム」用いたスニーカーです。
デニム生地を採用しつつも「巻き上げソール」は顕在。革の製品と同じように日本人の足の形を意識したつくりで、長く履いても疲れにくいのが魅力です。それぞれの迷彩柄を立体的に見せているのも特徴。カジュアルに履けるスピングルムーブを探している方におすすめの一足です。
ミドルカットモデルのスニーカー。伸縮性あるカンガルーレザーを採用しており、柔軟性があるので動きやすいのが特徴です。とはいえ、耐久性も兼ね備えており、側面をしっかりサポートしてくれるのもポイント。スニーカーに快適な履き心地を求める方におすすめです。
やや価格は高めですがその分長く愛用できるので、「スニーカーは消耗品」と思っている方や買い替え頻度が多い方は、ぜひ試してみてください。
ハイカットモデルのスニーカー。ファスナーを採用しており、足首周りをしっかりとフィットさせることができるのが特徴です。
伸縮性のあるカンガルーレザーを素材に採用しており、動きやすさも良好。タイトでシンプルなデザインでシーンを問わず履けるのも魅力です。
春先やサマーシーズンはやや野暮ったさを感じますが、秋冬に履くスニーカーとしては最適。質実剛健なスニーカーを探している方におすすめのアイテムです。
官民連携で始動する「スニーカー通勤プロジェクト」を受けて、最近はビジネススタイルでのスニーカーコーデが注目を集めています。興味がある方は、ぜひスピングルムーブのスニーカーもラインナップに加えてみてください。

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