夏の着こなしヒント満載!ピッティ ウオモ 96の最旬コーデ特集

年に2回の開催で毎回約30,000人前後の来場者数を記録する、世界最大のメンズファッションブランド展示会「ピッティウオモ」。世界中からハイレベルなファッショニスタが集まることでも知られ、彼らの洒脱な着こなしを収めたスナップは手本になるものが多い。今回は2019年6月開催の「ピッティウオモ 96」にてキャッチした、注目のストリートスナップを紹介!

ストライプシャツをインナー使いしたジャケパン・スーツスタイルは今までも多く見られたが、とりわけ今回目立ったのは太めのロンドンストライプや幅広ピッチのストライプを取り入れたスタイル。ヘアラインストライプなどで繊細さを演出した従来のコーデとは一線を画し、力強い印象が醸されるため男らしい雰囲気がまとえる。下で取り上げたような色数を絞った着こなしでもアクセントとして奏功するため、存在感のあるドレススタイルを構築したい方にオススメだ。

今季ドレススタイルにおいて盛り上がりを見せているトレンドのコロニアルカラーはカジュアルでもその流れは顕著。直近のピッティウオモでもベージュやブラウンのアイテムを着用した御仁が多く見られた。下のスタイリングでは着物ライクなジャケット、チノパン、シューズを全てコロニアルカラーで統一。サングラスもブラウンのべっ甲フレームをチョイスし、小物まで配色の気を配ることでより統一感のある着こなしに仕上がっている。ポイントでコロニアルカラーをプラスするのももちろんアリだが、こんな主張強めのカラーリングにトライしてみるのも面白い。

第一弾でも言及したネッカチーフはカジュアルだけでなくドレッシーな着こなしに取り入れた事例も多く、様々な着こなしを楽しむ御仁たちの姿が目立った。下のスタイリングではベージュのスーツに白シャツをレイヤードした淡白な合わせに派手柄のネッカチーフをプラス。控えめな色使いの着こなしに、ポケットチーフとともにネッカチーフが華やかなアクセントに。

夏のスーツスタイルを涼しげに見せるなら、涼感素材のチョイスや淡い色味のチョイスは外せない。ドイツを拠点に活躍するインスタグラマーのハンセン氏は、シアサッカーの清涼感あるストライプスーツに身を包んでピッティウオモ96に登場。シアサッカー素材はもちろん、スカイブルーの爽やかな色味が涼しげなムードを加速させている。インナーは白シャツでウェアアイテムを軽くまとめながら、足元にブラウンの革靴をセットしてしっかりと引き締めている点はさすが。

トップスはTシャツ一枚などシンプルになりがちな夏の着こなしを格上げするなら、ひと手間アレンジを加えるのが◎ 特にタックインはしまい込む面積の程度によって印象がガラリと変化する。丈が長めのTシャツをハーフタックインし、袖をラフに返すことで、シンプルな夏のモノトーンコーデも上級者のムード漂うこなれた装いに仕上がる。

2018年6月に誕生したNIKE「React Element 87」は、NIKEのランニングシューズの原型の1つである“INTERNATIONALIST”をベースにした一足だ。反発性とクッション性に優れたバツグンの履き心地もさることながら、新素材を用いた半透明のアッパーとポップなカラーリングで人気を集めている。こちらのコーデでは、そんな魅力のある色味を活かしてスーツスタイルのハズしとして取り入れ。さりげなくスーツの色を拾い、練度を高めているのもポイントだ。

19世紀にアフリカの草原地帯を探検する際に着用することを想定し、冒険家たちの服として生まれたサファリジャケット。男らしい武骨なルーツを持つアイテムもリネン素材を使ったものなら、リゾート感漂うリラックスした雰囲気に。サファリジャケットを使った着こなしを夏でも楽しみたいなら、リネン製のモデルを探してみては?

動物モチーフの柄が入ったブラックのポロシャツとホワイトパンツでモノトーンコーデを作り、ブラックの小物で装飾性をプラスした着こなしをピックアップ。好バランスな色使いもさることながら、ネッカチーフの取り入れでポロシャツの柄とリンクさせながら旬度を高めたテクニックや、ホワイトパンツにサスペンダーでアクセント付けした小物使いが秀逸だ。

流行りのテイストミックスコーデはアメトラ感をまとえば一歩リードできる!
テイストをミックスしたスタイルが洒落者の間で流行している今、ジワジワと注目されているのがアメトラを取り入れた着こなし。アメトラを代表するアイテムといえば、シングルブレザーやボタンダウンシャツ、コインローファーなどだが、テイストミックスにおいては一味違ったディテールで取り入れるのが気分の模様。たとえば、ダニエレ氏の着こなしではダブルのブレザーとタッセルローファーでほどよくアメトラ感をまといつつ周りと差をつけた仕上がりに。多色使いのニットタイで精度高くしているのが抜け目ない。

ルイ・ヴィトンやディオールをはじめとしたメゾンブランドがコレクションで提案したことから人気を集めるペールトーン。ホワイトやエクリュなどの色も例に漏れず注目を集めており、上下をワントーンで揃えた着こなしが散見された。たとえば上下をエクリュで揃え、スニーカーもペールトーンで構成されたカラーのモデルをセットしたこちらの着こなし。柔らかい色使いながらも、ボックスシルエットのTシャツやペインターライクなパンツなど武骨なアイテムを組み合わせているため、過度にフェミニンな印象を与えない。

ジレを取り入れた着こなしが例年に比べ多い印象のあったピッティ ウオモ96。ネイビージャケット×グレースラックスの王道ジャケパンコーデを、ネイビージレに置き換えて夏らしさ満点に仕上げた御仁も散見された。馴染みのある色合わせながら、ジレに変わるだけで新鮮な雰囲気が醸されるため、コーデを一新するのにうってつけだ。

楽ちんパンツの代表アイテムであるイージーパンツは、“コンフォート”や“ゆるシルエット”などの昨今の潮流を手っ取り早く獲得できる優れモノ。多くのブランドより趣向を凝らしたイージーパンツがリリースされているが、ピックアップした御仁がチョイスしたのは光沢感を携えたモデル。スポーティーにまとめたスタイルにもどこか上品さが漂うため、軽便に大人っぽさを演出できるのが魅力だ。軽装=ラフになりがちな夏のコーデも、こんな品をまとったパンツでワンランク上に仕上げてみてはいかがだろうか。

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